<状況>
Gさんは、先輩が作成した見積書の数字に間違いがあることに気づきました。
念のため何度も見直しましたが、絶対に間違っています。Gさんは先輩に次のように言いました。
「すみません、あの、ここの数字が少し違っているようなんですが・・・」
<質問>
この「~ようなんですが」という言い方は適切でしょうか。
<解答>
この場合は適切です。
(適切な理由①)
明らかに相手のミスだという確信がある場合でも、目上の方や顧客に間違いを指摘する場合は「~ようなんですが・・・」と遠回しな言い方で伝えます。「ここの数字、違っています」「違っていませんか」のようにストレートな言い方だと、相手のプライドを傷つける可能性があるためです。
(適切な理由②)
また、「~ようなんですが・・・」には「ひょっとしたら私の勘違いかもしれませんが、確認してみていただけますか」という謙虚さが含まれていて、相手にも伝わります。結果的に、あなたの指摘は受け入れてもらいやすくなります。
(その他の例文)
・ そちらからのFAXがまだ届いていないようなんですが・・・
・ 資料が一部、足りないようなんですが・・・
・ コピーが1ページ、抜けているようなんですが・・・
・ (電話で)御社のY様と3時にお約束している者ですが、まだお見えになっていないようなんですが・・・
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