先日、このコーナーで「参考にしてください」という表現を取り上げましたが、その後ある方から質問をいただきました。
(質問)
商談で資料などを渡す際、「参考にしてください」の代わりに「ご覧ください」を使ってもいいのですか?
(回答)
はい、どちらを使ってもかまいません。
「参考にしてください」
相手が興味を持っていることに関する資料や情報を、「もしよければ見てください、何か役に立つことがあるかもしれませんので」という気持ちで渡すときに使います。押しつけがましさはまったくありません。控えめな印象でありながら「役に立つ情報があるかも」とほのめかす、便利な表現ですね。
「ご覧ください」
「見てください」と完全に同じ意味です。「見てもらいたい」という気持ちが強いのであれば、こちらを使ったほうが、相手が見てくれる可能性は高いでしょう。
「参考にしてください」の前には「どうぞ」、「ご覧ください」の前には「ぜひ」が馴染みます。(逆にしても間違いではありませんが。)
「参考にしてください」の前には「どうぞ」、「ご覧ください」の前には「ぜひ」が馴染みます。(逆にしても間違いではありませんが。)
(例)こちら、新しいマンションの資料です。ぜひご覧ください。」
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