「ご参考までに。」というのは、「ご参考までにお送りいたします。」という文章の一部だけを使った、いわば「省略形」です。省略形は同僚や後輩に対しては問題ありませんが、顧客など目上の方に対して使うと、相手を軽く見ているようで好ましくありません。
このほか、「取り急ぎ。」「どうぞお大事に。」「それではまた。」で結ばれているメールもよく見ます。省略形は後ろの文を考える手間が省けて便利なのですが、それぞれ、
・取り急ぎお知らせいたします/ご報告いたします/お礼申し上げます。
・どうぞお大事になさってください。
・それではまたメールさせていただきます/ご連絡させていただきます。
というのが元々の文章です。目上の方に対しては後ろの文を省略せずに、最後まできちんと書きましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿