(誤) 日本と中国をつながる仕事がしたいです。
(正) 日本と中国をつなげる仕事がしたいです。
◇ 自動詞と他動詞
採用面接の時、絶対に間違えないでください。
(参考: 2/23 「電話がかけました?」、3/23「仕事を見つかりたい?」、6/21「問題が見つけた?」)
2011年6月30日木曜日
2011年6月29日水曜日
確かに習いました
「確か」はナ形容詞になる単語です。「な」も「に」も、つけることができます。
(正) 確かな情報が欲しい
(正) 確かに受けとりました
ところで・・・
「確かな」「確かに」は、間違いない、という意味ですね。
しかし、「な」も「に」もつけず、「確か・・・」と言ったら、意味が変わります。
わかりますか?確かに習っているはずですが・・・
回答は 2/28【講義】「確か」と「確かに」 は完全に違う言葉です! をご覧ください。
(正) 確かな情報が欲しい
(正) 確かに受けとりました
ところで・・・
「確かな」「確かに」は、間違いない、という意味ですね。
しかし、「な」も「に」もつけず、「確か・・・」と言ったら、意味が変わります。
わかりますか?確かに習っているはずですが・・・
回答は 2/28【講義】「確か」と「確かに」 は完全に違う言葉です! をご覧ください。
2011年6月28日火曜日
2011年6月27日月曜日
2011年6月24日金曜日
名詞+「な」、「に」
先週の木曜日の【習うより慣れろ】に次のようなコメントをいただきました。
<名詞、形容詞の後ろに「な」を付けるか、「に」を付けるか間違えやすい>
【解説】
おそらく、「な」や「に」がつく名詞と、つかない名詞の区別のことを言っているのだと思います。特に、以下のような漢字二文字の名詞(=漢語)の場合、迷うのではないでしょうか。
(A) 急激 正確
(B) 成長 充実
(A)はナ形容詞になる漢語です。これには、「な」も「に」もつけることができます。
「な」をつければナ形容詞、「に」をつければ副詞です。
(○)急激な変化 (○)急激に変化する
(○)正確な記録 (○)正確に記録する
(B)はナ形容詞ではありません。これらの漢語に「な」をつけると間違いです。そこで、代わりの言い方を覚える必要があります。
(×)成長な会社 (○)成長している会社
(×)充実な生活 (○)充実した生活
さらに、このグループの単語は、「に」をつけて副詞にできません。
(×)成長になる (×)充実に働く
どの単語が(A)でどの単語が(B)か、あらかじめ知らなくてはいけません。
さぁ、復習です。日本語の授業で必ず習っているはずですから!
BJCでは(B)の単語の正しい使い方を、どんどん取り上げていきます。
2011年6月23日木曜日
東京で5級の地震?
(誤) 東京では5級の地震だ。
(正) 東京は震度5だ。
◇ マグニチュードが地震の規模を表すのに対し、各地での揺れの大きさを「震度」で表現します。
震度は0から7まであり、震度5と6はそれぞれ「強」「弱」に分けられます。
(誤) 震度7級 (正) 震度7 やはり、「級」はつけません。
東日本大震災では宮城県栗原市で震度7、東京都区部で震度5強の揺れでした。
(正) 東京は震度5だ。
◇ マグニチュードが地震の規模を表すのに対し、各地での揺れの大きさを「震度」で表現します。
震度は0から7まであり、震度5と6はそれぞれ「強」「弱」に分けられます。
(誤) 震度7級 (正) 震度7 やはり、「級」はつけません。
東日本大震災では宮城県栗原市で震度7、東京都区部で震度5強の揺れでした。
2011年6月22日水曜日
9級の地震?
(誤) 9級の地震
(正) マグニチュード9.0の地震
◇ 地震の規模はマグニチュード(magnitude)という単位を使い、小数点第一位までで表示します。
ニュース速報で、M9.0など、"M"で表しているあれがそうです。「~級」とは言いません。
(正) 東日本大震災のマグニチュードは9.0だ。
(正) 2008年の四川大地震(512大地震)は、マグニチュード8.0だった。
(正) マグニチュード9.0の地震
◇ 地震の規模はマグニチュード(magnitude)という単位を使い、小数点第一位までで表示します。
ニュース速報で、M9.0など、"M"で表しているあれがそうです。「~級」とは言いません。
(正) 東日本大震災のマグニチュードは9.0だ。
(正) 2008年の四川大地震(512大地震)は、マグニチュード8.0だった。
2011年6月21日火曜日
問題が見つけた?
(誤) プロジェクトの途中で、いくつかの問題が見つけたんです。
(正) プロジェクトの途中で、いくつかの問題が見つかったんです。◇自動詞・他動詞の区別(助詞との組み合わせ)
(正) 問題が(見つかる)(見つかった)
(正) 問題を(見つける)(見つけた)
2011年6月20日月曜日
2011年6月17日金曜日
「ご確認してください」は間違いです
ときどき、次のような敬語の間違いを聞きます。いずれも、「して」の部分が余計です。
(誤)ご利用してください。
(誤)ご確認してください。
漢語を使って「ご~ください」という敬語パターンで依頼・指示をする場合、正しいのは次の通りです。
(正)ご+利用+ください → ご利用ください
(正)ご+確認+ください → ご確認ください「ください」の部分は状況に応じて自由に変えることができます。
(正)ご利用+いただいてもよろしいでしょうか。
(正)ご確認+いただければ幸いです。大事なポイント:「ご(漢語)」の後ろに「して」は絶対に入りません!
(ご参考: 6/10【ビジネスメール】 「お気をつけてください」)
2011年6月16日木曜日
2011年6月15日水曜日
2011年6月14日火曜日
充実な内容?
(誤) 昨日参加したセミナーはとても充実な内容でした。
(正) 昨日参加したセミナーはとても充実した内容した。◇「充実」という名詞には、「な」をつけることはできません。「充実した+(名詞)」で、形容詞と同じ意味になります。
2011年6月13日月曜日
2011年6月10日金曜日
お気をつけてください?
(誤) お体にお気をつけてください。
「て」は不要。正しくは、「お気をつけください」です。
敬語を使わず普通に言えば、「気をつけてください」となりますが、敬語にすると次のようになります。
お+気をつけ(ます)+ください。→ お気をつけください。
通常、「ください」の前の動詞は「て形」になりますが、この「お~ください」という敬語のパターンの中では、「て形」を使いません。
メールの最後に、相手の健康を気づかってこのように書く人がいますが、敬語の形が微妙に間違っています。
敬語を使わず普通に言えば、「気をつけてください」となりますが、敬語にすると次のようになります。
お+気をつけ(ます)+ください。→ お気をつけください。
通常、「ください」の前の動詞は「て形」になりますが、この「お~ください」という敬語のパターンの中では、「て形」を使いません。
また、漢語を使う場合は「お」の代わりに「ご」をつけます。この場合も同様に「て形」 は使いません。
(正) どうぞご活躍ください。 (誤) どうぞご活躍してください
(正) どうぞご安心ください。 (誤) どうぞご安心してください
2011年6月9日木曜日
伺いします? その2
(誤) 来週の火曜日に伺いします。
(正①) 来週の火曜日に伺います。(正②) 来週の火曜日にお伺いします。
◇ ②は謙譲語「伺います」をさらに「お+伺い+します」という謙譲語の形に変えたもので、いわゆる二重敬語です。しかし、現代では問題ないとして許容されています。
(正)すみません、ちょっと伺いたいんですが・・・
(正)すみません、ちょっとお伺いしたいんですが・・・
2011年6月8日水曜日
伺いします? その1
(誤) 明日、午後2時に伺いします。
(正①) 明日、午後2時に伺います。
(正②) 明日、午後2時にお伺いします。
◇ 「伺う(うかがう)」は、「訪問する」「聞く」の謙譲語です。(この例では「訪問する」の意味です)
「伺いします」という言い方はありません。
この誤用は本当によく聞きます。いますぐ直しましょう。
(明日は②の「お伺いします」について)
(明日は②の「お伺いします」について)
2011年6月7日火曜日
さきほどありがとうございました?
(誤) さきほどありがとうございました。
(正) さきほどは、ありがとうございました。
◇ 先週金曜日の続きです。感謝・気づかい・配慮の前、時間を表す単語には、「は」をつけてください。
(正) さきほどは、失礼しました。
(正) 先日は、ご迷惑をおかけしました。
(正) さきほどは、ありがとうございました。
◇ 先週金曜日の続きです。感謝・気づかい・配慮の前、時間を表す単語には、「は」をつけてください。
(正) さきほどは、失礼しました。
(正) 先日は、ご迷惑をおかけしました。
2011年6月6日月曜日
2011年6月3日金曜日
「昨日ありがとうございました」とは書きません
メールで「昨日ありがとうございました」「昨日すいませんでした」と書いてあることがあります。気持ちはありがたいのですが、表現としては間違っています。
(本当に「ありがとう」や「すいません」と思っているのか、疑いたくなります。)
この場合は、
「昨日は、ありがとうございました」
(数日前のことなら、「先日は」を使います。)
と、助詞の「は」が必要です。
昨日、先日、去年、来年などの時間(相対時間)を表す表現には、助詞がつきませんね。しかしこれは、ある出来事が起こった時間を示す副詞として使われる場合の話です。
(正) 昨日いただいたメールのことなんですが・・・
(正) 去年読んだ本で最も印象深いのは・・・
(正) 昨日は、ありがとうございました
この場合の「昨日」は、「ありがとう」が起こった時間を示すのではありません。「ありがとう」はあなたの気持ちであり、昨日から現在にわたって続いているはずです。また、この「は」は、主題を示す助詞です。
「ありがとうございました」や「すいませんでした」「失礼しました」など、感謝や気づかいを示す表現は、「~は」とセットで覚えましょう。
(正) 「昨日は、すいませんでした。」
(正) 「この前は、失礼しました。」
2011年6月2日木曜日
2011年6月1日水曜日
残業がつけない?
(誤) 今の会社は、残業がつけないんです。
(正) 今の会社は、残業がつかないんです。
◇ 自動詞・他動詞の区別(助詞との組み合わせ)
(正) 残業 が (つく)(つかない)
(正) 残業 を (つける)(つけない)
(正) 今の会社は、残業がつかないんです。
◇ 自動詞・他動詞の区別(助詞との組み合わせ)
(正) 残業 が (つく)(つかない)
(正) 残業 を (つける)(つけない)
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