先週の木曜日の【習うより慣れろ】に次のようなコメントをいただきました。
<名詞、形容詞の後ろに「な」を付けるか、「に」を付けるか間違えやすい>
【解説】
おそらく、「な」や「に」がつく名詞と、つかない名詞の区別のことを言っているのだと思います。特に、以下のような漢字二文字の名詞(=漢語)の場合、迷うのではないでしょうか。
(A) 急激 正確
(B) 成長 充実
(A)はナ形容詞になる漢語です。これには、「な」も「に」もつけることができます。
「な」をつければナ形容詞、「に」をつければ副詞です。
(○)急激な変化 (○)急激に変化する
(○)正確な記録 (○)正確に記録する
(B)はナ形容詞ではありません。これらの漢語に「な」をつけると間違いです。そこで、代わりの言い方を覚える必要があります。
(×)成長な会社 (○)成長している会社
(×)充実な生活 (○)充実した生活
さらに、このグループの単語は、「に」をつけて副詞にできません。
(×)成長になる (×)充実に働く
どの単語が(A)でどの単語が(B)か、あらかじめ知らなくてはいけません。
さぁ、復習です。日本語の授業で必ず習っているはずですから!
BJCでは(B)の単語の正しい使い方を、どんどん取り上げていきます。
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