2011年3月24日木曜日

「ちょっと聞きたいんですけどぉ」というクレーム電話!

電話で何か問い合わせる、というのは日常よくあることですが、たまに次のような言い方で質問を切り出す人がいます。

(以下、電話での会話)
私:  はい、〇△株式会社です
相手: ちょっと聞きたいんですけどぉ・・・

これを聞いた私は、(なんだ、この人・・・ 失礼だなぁ!)と感じ、クレームの電話だろうと身構えてしまいます。何がいけなかったのでしょうか。

電話の場合、まず最初の発声で、自然な間合いとして「あの~」と言うはずです。(個人的な電話であれば、「もしもし」です。)
次に、誰かにお願いをしたり、質問をしたりする場合、必ず「すみません」「恐れ入ります」といった、クッション言葉を添えてください。「配慮のできる、礼儀正しい人」という好印象につながります。クッション言葉の効果は、それはそれは大きいものです。(電話以外でも、同じです)
そして、「聞きたい」という自分の希望は、自分が客の立場であっても、初めての会話であれば謙譲語の「お聞きする」を使ってください。「聞きたいです」(丁寧語)ではやや不十分です。

井の頭公園
(会話例)
相手:  はい、ABCシステムです。
あなた:  あの~、すみません、ちょっとお聞きしたいんですが・・・
相手:  はい、どのようなご用件でしょうか。
あなた: ネットで御社のサービスを知ったのですが・・・

~まとめ~

ステップ1 「あの~」
ステップ2 「すみません」 もしくは 「恐れ入りますが、」
ステップ3 「ちょっとお聞きしたいんですが・・・」 または 「ちょっとおうかがいしたいんですが・・・」と言うこともできます。

これで皆さんの第一印象はぐっと上がることでしょう。顔が見えない分、電話での言葉使いはとても重要です。

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