2011年3月28日月曜日

メールの宛名書き 「:」は使いません

(先週の続きです。懇意にしている高橋部長にメールします。)

では、高橋様にメールを書きます。
次のうち、宛名の書き方として最も適切なのはどれでしょうか。

高橋様: (「」をつける)
高橋様、 (「」をつける)
高橋様  (何もつけない)


正解は 高橋様(何もつけない)です。

メールの文頭で、相手の名前のあとに「:」(コロン)がついているのをよく見かけます。
「山田様:」「佐藤様:」などとして、改行してから本文に入る、というもの。
この記号「:」を宛名のあとにつける習慣は、日本にはありません。「;」(セミコロン)もありません。

「:」の一般的な使い方は、レポートなどで、固有名詞のあとにつけてその説明を付加するものです。

<例> 
桜の開花予想日(平成23年)
 福岡: 3月22日
 東京: 3月28日
 新潟: 4月14日
 青森: 4月25日

ではメールを書く時、宛名のあとは何をつけるのでしょうか。

何もつけません。
とは言え、「鈴木様、」「吉田様、」のように「、」のついている例もよく見ます。「、」の場合は「:」と違って、もとから日本語の記号なのであまり違和感はありませんが、特に必要もありません。

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